栄養素を逃がさない、オクラの下処理の方法です。
丁寧に行う基本的な下処理と、忙しい時に簡単に行う下処理があります。
丁寧に行う基本的な下処理
①まずはオクラをサッと水で洗います。
洗ったら、茎につながる先端の部分を少しだけ切り落としてます。
落としすぎて中が出てしまうと、そこからネバネバが抜けてしまうので注意!
切ったら、ガクの部分をくるりとそぎ落とします。
②はい、きれいに切れました!!
※近すぎてピンボケしてますゴメンナサイ!!
③塩(小さじ1/2)で板ずりします。
これは、オクラの産毛を取り除く作業です。口当たりが良くなり、色も鮮やかになりますYO。
④塩ごと、沸騰したお湯にダイブさせてください。
お湯に塩を入れる必要はありません。板ずりした塩で丁度よい感じになります。
ゆで時間は、沸騰したお湯で1~2分ほどです。
見た目が鮮やかな緑色になってきたらOKのサインです。
柔らかく仕上げたい場合は、長めに茹でてください。
⑤オクラを氷水で一瞬冷やして、ザルにあげたら完成です。
氷水で冷やすと、余熱で火が通り過ぎるのを防げます。色止めにもなりますよ。
ガクの処理をしているのでガクごと食べられます。
少し苦みのある部分ですが、おいしいです!
簡単な下処理
①オクラをさっと水で洗ったら、そのまま沸騰したお湯にダイブさせてください。なんと簡単!!
お湯には塩をひとつまみ入れてくださいね。色が鮮やかになります。
茹でる時間は1~2分ほどです。
柔らかく仕上げたいときは、もう少し長めに茹でてください。
②ザルにあげたら、がくの辺りからザックリと切り落としましょう。
ガクの処理をしていないので、ガクの部分は食べません捨てます!!
下の部分を食べてください。
実はオクラは生でも食べられる
旬の時期、新鮮なオクラはやわらかく、生でも食べられます。
毒性や危険性は無いものの、白い種に消化器の働きを抑える成分が含まれているため、胃腸の弱い人や子どもは注意が必要です。お腹こわすかもしれません。
新鮮なオクラの特徴
- 生長しすぎてない(1㎝くらい)
- うぶ毛がビッチリ生えている
- 茎に繋がる部分の切り口が変色していない
- キレイな緑色
生で食べるときは、「丁寧に行う基本的下処理 板ずり」のところまで行ってから調理してくださいね。
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