1食のごはんの目安量はどうやって計算するの?

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たん子

1食あたりのごはんの目安量の計算式は以下の通りです。

(推定エネルギー必要量×0.6÷4)
-105÷0.37÷3

たん子

推定エネルギー必要量は、次の表を参考にしてください。

スクロールできます
年齢推定エネルギー必要量(㎉)
身体活動レベル(男)身体活動レベル(女)
低い普通高い低い普通高い
18~29230026503050170020002300
30~49230027003050175020502350
50~64220026002950165019502250
参照:日本人の食事摂取基準(2020年版)

身体活動レベルは、普段どのくらい身体を動かしているかです。目安としては以下を参考にしてください。
〇低い・・・1日のほとんどを座って過ごす。
〇普通・・・デスクワーク中心だが、通勤や家事などで身体を動かす。
〇高い・・・立って活動する時間が長い、運動習慣がある。

ここで計算できるごはんの量は、あくまで目安です。
ダイエットなどで、自分に合ったごはんの量を知りたいときは、「あなたの目標体重にあった推定エネルギー必要量」を出す必要があります。

たん子

この先は、計算式の説明です。
気になる方は目を通してみてくださいね。

目次

ごはんの目安量の計算方法

(推定エネルギー必要量×0.6÷4)
-105÷0.37÷3

謎の数字が並んでいますね(笑)。
ひとつひとつ見ていきましょう。

推定エネルギー必要量

推定エネルギー必要量とは、
1日に必要なエネルギー(カロリー)量です。

例えば、18~29歳の男性で、身体を適度に動かしている人(身体活動レベル:普通)は、1日にだいたい2650㎉必要ですよ💛という感じです。

×0.6

人がエネルギーとして使えるのは、炭水化物・脂質・タンパク質です。
この3つの栄養素からエネルギーを作り出しているわけですが、1日に必要なエネルギー(上記の男性なら2650㎉)のうち、3つの栄養素の理想的な摂取比率というのが定められています。

炭水化物 :60%(50-65%)
脂質   :25%(20-30%)
タンパク質:15%(13-20%)

例えば、
推定エネルギー必要量が2650㎉なら、そのうち60%は炭水化物で摂取するといいですよ💛
という感じです。

ごはんは炭水化物なので、まずは1日で摂りたい理想の炭水化物量を算出します。

2650×0.6=1590㎉ですね。

÷4

例では、1日の炭水化物の摂取量が1590㎉になりました。
しかし、食品中の炭水化物の単位はgです。

そこで、㎉をgになおします。

炭水化物1gは、4㎉に相当するので、
1590㎉÷4g=397.5g

例では、1日にとれる炭水化物量は、食べ物に含まれる量で397.5gですよ💛という感じです。

ここまでの計算で、1日に摂取する理想の炭水化物量が出ました。

推定エネルギー必要量×0.6÷4=炭水化物の目標量


参照:食品の熱量(エネルギー)について

-105

謎のマイナス105(笑)。

実は食事中の炭水化物は、ごはんだけどは限りません。
野菜や果物、おかずに砂糖が使われていることもありますよね。

そこで、
・野菜・果物から80g
(野菜や果物をしっかり食べているとそれくらいになるらしい)
・砂糖から25g
(1日あたりの砂糖摂基準(WHO))
として、炭水化物の目標量から差し引きます。

例では、397.5-105=292.5gです。

÷0.37

さらに謎が深まる÷0.37(笑)

これは、ごはんに含まれている炭水化物の割合です。
ごはん100g中37%が炭水化物ということですね。

なので、今までで計算した炭水化物量を0.37で割ると、1日に食べていいごはんのグラムがわかります。

例でいうと、292.5÷0.37=790g。

1日に食べていいごはんの目安量は790g!

やっとでた(;´▽`)==Э

あとはこれを3食、つまり3で割れば、1食当たりのごはんの量になりますネ。

例でいうと、790g÷3≒260g

です!!

(›´ω`‹ )ツ.ツカレタ…

参考資料

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